名人戦といえば、何を思い浮かべますか
はい、将棋 です
「いや、他にもあるだろ!」という声が遠くから聞こえてこないこともしないですが、
聞かなかったことにします
将棋では「名人戦」などのように、多くの競技者がその頂点を目指す「タイトル戦」
将棋だけでなく、同じ盤上の勝負である囲碁のタイトルもこの機会にご紹介します
Q. 将棋のタイトル戦っていくつあるの?
8つ あります。
名人戦、竜王戦、叡王戦、
王位戦、王座戦、棋王戦、
大阪王将杯王将戦、ヒューリック杯棋聖戦
の8つです。
メ(名人)イド(ド→ドラゴン=竜王)、「えいおー!(叡王)」
い(王位)ざ(王座)今日(棋王)ショ(王将)ックで奇声(棋聖)をあげる
と覚えます。
気合入れたメイドが今日主人に何か言われた結果ヤケになって奇声をあげている絵ですね(?)。奇抜な方が頭に入る気がする。このメイドの明日はいかに。
ではそれぞれポイントとともに見ていきましょう。
名人戦
・1935年〜
最も歴史のあるタイトル戦。上の語呂で先頭だから一番古い(他の順番は気にしない)
・七番勝負
・主催:朝日新聞、毎日新聞 覚え方 有名人は非(あさひ)日常(まいにち)
竜王戦
・1988年〜
・七番勝負
・主催:読売新聞 覚え方 竜には足がある(「読」にも「売」にも「儿」がある)
叡王戦
・2015年開始、2017年からタイトル戦
・七番勝負
・主催:株式会社ドワンゴ 覚え方 AO入試しんど、ワーン号泣
王位戦
・1960年〜
・主催:新聞三社連合
(北海道新聞・中日新聞・西日本新聞・神戸新聞・東京新聞・徳島新聞
覚え方 主催が多い(王位)戦
王座戦
・1983年〜
・五番勝負
・主催:日本経済新聞
覚え方 おおざっぱな男が経済を回す(憎まれっ子世にはばかる的な。違うけど)
棋王戦
・1975年〜
・五番勝負
・主催:共同通信 覚え方 きおーどう通信 語感似てない?いや似てるって
大阪王将杯王将戦
・1951年〜
・七番勝負
・主催:スポーツニッポン、毎日新聞
覚え方 おしょうさん毎日木魚ポン
ヒューリック杯棋聖戦
・1962〜
・五番勝負
・主催:産経新聞
覚え方 奇声が産声 ヤバイ赤ちゃん ※全国の赤ちゃんに土下座
ちなみになんですがこれら8つのタイトル戦の他に、プロ棋士が出場する公式棋戦が7つあります。せっかくなので見ときましょう。こちら。
朝日杯将棋オープン戦(主催:朝日新聞)
銀河戦(主催:囲碁・将棋チャンネル)
NHK杯将棋トーナメント(主催:日本放送協会)
JT将棋日本シリーズ (主催:JT)
新人王戦(主催:しんぶん赤旗)
上州YAMADAチャレンジ杯(主催:ヤマダ電機)
加古川青流戦(主催:財団法人加古川市ウェルネス協会)
そして女流棋士にもタイトル戦が 7つ あります。
ヒューリック杯清麗戦(主催:ヒューリック)
マイナビ女子オープン(マイナビ)
リコー杯女流王座戦(リコー)
岡田美術館杯女流名人戦(スポーツ報知)
女流王位戦(新聞三社連合)
霧島酒造杯女流王将戦(囲碁将棋チャンネル)
大山名人杯倉敷藤花戦(倉敷市・倉敷市文化振興財団・山陽新聞)
THE(王座) 精霊(清麗)の魔女王(マイナビ女子オープン)、
目力(めぢから→めいじん)と衣(王位)装(王将)にクラっと(くらしきとうか)くる
でいけそうですね。
魔女王ってなに?ハンパなく強そうではある多分ビンタとかめっちゃ痛い
Q. 囲碁のタイトル戦は?
囲碁は 7つ です。
七大タイトル戦。
棋聖戦、名人戦、本因坊戦、王座戦、天元戦、碁聖戦、十段戦。
賞金順に並んでいます。
賞金の多い上位三タイトル(棋聖、名人、本因坊)は 三大棋戦 とも呼ばれています。
ちなみに一番歴史のあるタイトル戦は本因坊戦。
生後(囲碁)の着せ(きせい)替えイメージ(めいじん)の陰謀(ほんいんぼう)、
懺(おうざ)悔(てんげん)5セット(ごせい)、地団駄(じゅうだん)ふんだ
夫がもうすぐ生まれてくる子供に自分の好きな服を着せようと思ってたらそれが嫁の好みに合わず怒られてめちゃくちゃ謝るけど悔しくて地団駄ふんでる絵です。
どんまい。
そして、囲碁の七大タイトルにも主催社が当然あるわけですが、なんと・・・
同じ名前のタイトル戦でも、将棋と囲碁とで主催者が異なるんです・・・。
これまでさまざまな歴史を経て今のかたちがあるわけですからね、そりゃそうなんですけどね。
覚えようと思ったらこれが覚えづらいのなんの。
まとめてみました。
主催社、これはどうやって覚えようか
これまでに出てきた将棋と囲碁のタイトル戦を、タイトル戦基準で並べてみました。
同じタイトル名は三つあります。
名人戦、王座戦、棋聖戦 の3つ。
株(かぶってるタイトル)をいじる(めいじん)尾崎(おーざ)、正座(きせい)
で覚えます。
しおらしい尾崎くんを頭の中に宿しましょう。
主催があっちこっち入れ替わっていて全く覚えられないので(少なくともぼくは・・・)、
今度は主催社基準で並び替えてみます。
将棋と囲碁で主催社が変わらない 王座戦、名人戦、
そして将棋だけにしかない 叡王戦、棋王戦、王将戦 はすでに
語呂合わせがあります。
ということは、将棋と囲碁で主催社が異なる4つと、囲碁にしかない碁聖戦を覚えればなんとかなりそうですね。
先に出てくるのが将棋、後に出てくるのが囲碁です。
読売新聞 → ジャイアント(「読売」ジャイアンツ)ドラゴン(竜王)対治学校の五期生(碁・棋聖)
毎日新聞 → 毎日名勝負(名人・王将)五本(碁・本因坊)先取
新聞三社連合 → 多い(王位)電源(天元)うれしいな
「多い」ので新聞三社連合、全体的にタコ足配線、電源タップを思い浮かべてみます
産経新聞 → 産気づいて帰省(棋聖)、ご(碁)家族に重大(じゅうだん)発表
やべえ生まれる!と思ってすぐ嫁の実家に訪問して親御さんにお知らせしてますね
新聞囲碁連盟 → 五連(いごれんめい)続でゴセイ(碁聖)ジャー
5回連続でゴセイジャーを放送するそうです。変えてくれ。
まとめ
藤井聡太くん、応援してます